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自律神経と低血糖

更新日:2023年9月15日

前回のブログの続きです。


分子栄養学・栄養療法を学んで、目から鱗だったのは

「自律神経と低血糖」について学んだ時!

最近は血糖値スパイクという言葉を聞くようになりましたね。

血糖が乱高下することで起きる心身の不調に

頭痛

めまい

動悸

イライラ感

倦怠感

集中力の低下などがあり

これらは交感神経の刺激を受け

血糖を上げるホルモン(アドレナリン、ノルアドレナリン)が上昇することで起きる症状

ODの子ども達に起きる症状と一致するものが多くありますね

また夜間低血糖を起こすと

眠れなかったり

夜中に目を覚ましたり

寝汗

食いしばり

歯ぎしり

夢見が悪かったり…

ODあるあるではないですか?


長男が中学生の時

起きようとしているのに布団が異常に重くて

起き上がられない夢を見たことがありました。

当時は朝起きられず学校にいけないことがストレスとなり

夢に現れてしまうのかなぁと思っていました。


確かにその影響もあったかもしれませんが

長男はその他にも眠れない、食いしばり、寝汗などの症状もありました。

夜間低血糖を起こしていたんだと思います。

夜間はアドレナリンよりもノルアドレナリンが過剰分泌されるため

不安や恐怖心などの精神症状が表れると知りました。

これまでは・・・

起立性調節障害は自律神経系の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなる疾患。

立ち上がったときに血圧が低下したり

心拍数が上がり過ぎたり

調節に時間がかかったり…

そのため朝起きられず、立ちくらみ、頭痛、腹痛などの症状が表れる。


身体的要因の一つとして

自律神経系が不安定になる。

個人差はあるが、成長期が過ぎれば年齢と共に改善されてくる。

この疾患は自律神経疾患なので身体的要素以外に

精神的、環境的要素も関わるので、不要なストレスをかけないことが大切!

そう理解していました。


なので、子ども達の体調や様子を見守りながら過ごしてきましたが

食事で改善できることはないのかと考えた時もあり

当時の担当医に相談したこともありましたが

前回のブログに書いたように、バランスの良い食事

そして水分と塩分摂取という答えでした。


低血糖と自律神経の関わりを学び

低血糖対策が不調の改善につながることが分かりました。


どんな治療も当事者自身の意識が大切なので

特に多感な思春期は本人はどうしたいかを聴き取りながら

共に考えていくことが大切だと思うのですが

日々の食事から始められることがあったのです!


できることある!

それも日々の食事の見直しで…と嬉しいなりましたが、

でももっと早くに知りたかったぁ

というのが当時の正直な気持ちです。


では、どのような低血糖対策をしていったのか

わが家でしてきた、そして今も続けていることを書いていきますね。






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