治療の選択肢
- 河島ゆうこ
- 2023年9月2日
- 読了時間: 3分
更新日:2023年9月15日
「起立性調節障害」をキーワード検索してみました。 最近はブログだけでなく
Twitter、インスタをしているお母さんも増えていて 治療法の発信・治療体験の発信など
たくさんの記事を読むことができますね それだけ起立性調節障害の子どもたちが増えているのかな? 息子が発症した15~16年前は、今以上にODについての周知も低く 医療関係者の理解も乏しかった 専門外来もほとんどなく、予約は数か月待ち やっと診察の順番がまわってきても 特効薬があるわけではなく
これは今でも同じかな~ 成長期が過ぎ、自律神経のバランスが整うのを待つしかない この病気の研究を続けてくださっているお医者さん 病態の理解と子どもたちへの対応を理解するために 講演会や親の会に参加してくださる学校の先生方 そしてODっ子のお母さんたちとの出会いで 子どもも私も気持ちはとても救われました。
当時の治療法はというと・・・ 家でゆっくり休むほかなく 親は子どもに余計なストレスをかけないように気を付けながら・・・
心身症としてのODへの対応をするしかありませんでした。 もちろん、当時の長男には充分な休養は必要でした 私にとっても、子どもと共にODと向きあい過ごす時間は貴重な経験でした
子どもたちはODになったことをどう思っているかはわからないけど
(機会があったら聞いてみよう~) 子どもたち関係は、色々と悩み、迷ったあの頃があっての今!
そう思えます・・・
話がそれてしまいましたが
今は標準医療のほかに、治療の選択肢が広がっていますね。
(あの頃(長男発症の頃)に知りたかったなぁ)
カイロプラクティック・整体・栄養療法などを用いた治療もあり
実際に施術をされている先生のブログやHP
お子さんの体験を書いているお母さんのブログ
賛否色々とご意見もあるようですが
参考になりますよね!
特にお母さん方は同じ病気の当事者や保護者の参考になればと思って 書いてくださっているのでしょうから・・・ 中学時代、ゆっくり休むことで高校から体調が戻ってくる子もいれば 高校生になって発症する子も 中高と家でゆっくり過ごし、気持ちも前向きなのに
体調がなかなか上向かない子(息子の場合) 再発した子 などなど、個人差があるように アプローチの仕方も色々あってよいのかなぁと思うのです。
そして起立性調節障害に万全な治療法ってあるのかなぁと思ったり・・・ なので、さまざまな治療の選択肢があることで その子にあった治療が早く見つかるといいなぁと思うのです。
ただ・・・選択肢が増えたことで 治療に振り回されないよう
選択する目を養うことも必要かなと・・・
そして一番見落としてはいけないのは
当事者である子どもの状態
元気になりたい!と思っていても
病院に出向くことができないほどの倦怠感、辛さで動けない時期がありました。
身体が悪い時は、気持ちもついていかない。
親は1日でも早く元気になってほしいと願い
良いと言われる治療を受けさせたいと一生懸命になるけれど
子どもと親との気持ちのギャップが生じやすかったのもこの頃でした。 「治す気あるの?」とイラっとしたこともありました。
こんなイライラやモヤモヤを感じているお母さん
いらっしゃるのでは・・・
次回は分子栄養学・機能性医学を用いたクリニックを受診した時のことを
書きますね。
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