子どもの笑顔のために大切なこと
- 河島ゆうこ
- 2023年9月20日
- 読了時間: 3分
更新日:2月12日
子どもたちが起立性調節障害を発症し
朝起きられなくなり、頭痛、立ち眩み、腹痛などに悩まされ
特効薬もなく
登校もままならず
これまで当たり前にできていたことができなくなり
どんどん笑顔が消えていく…
成長期が過ぎれば症状は落ち着いてくると言われていても
成長期が終わる頃には中学生活は終わってしまうかも...
元気だった時のように
学校や部活を楽しんでいた頃に
何とか戻してやりたい
そう願って必死に治療法をさがす…
15年前は今以上にこれといった治療法はなかったけれど
それでも良いと思えるものを受けさせたい
そんな親の思いとは裏腹に
子どもは積極的に動こうとしない
子どもからはさらに笑顔が消えていく
本当に治りたいと思ってる?と不安や不満を感じたり
ほんとは動けないほどしんどかったのにね…
長男が起立性調節障害を発症した時の私は
親の思いが先走って
親(私自身)が安心したかったんだなぁ
子どもに合った治療法をみつけ
元気になってほしいと願うのは親として当たり前のことだと思うけれど
それと同じくらい大切なこと…
それは子どもたちを支える人の元気
そう…お母さんの笑顔が
子どもの元気につながっていくんですよね。
子どもの不安な気持ちに寄り添うって
始めはとても難しいと思えるけれど
親の不安な気持ちは子どもに伝わってしまう
親を心配させている自分はダメだと感じさせないように…
それに気づくことができたから
当時の私と同じ思いのお母さんの気持ちに寄り添えたらいいなぁ
子どもたちの笑顔のために!
そんな思いで続けている親の会
気づけはあっという間に15年…
最近では各地で親の交流会が開催されるようになりましたね!
Zoomでの開催もあり
遠方の会でも参加できますが
初めての場に足を運ぶのはちょっと勇気がいりますね。
15年前、起立性調節障害の子のお母さん達のオフ会に
初めて参加した時はとても緊張しました
でもね…
実際は多くを話さなくてもわかってもらえる安堵感
ひとりじゃないんだと思えて
心が軽くなっていったのを覚えています。
学校との連絡や進路についてなど
先をいくお母さんからの情報はとても助かりましたが
話を聴いたり、聞いてもらって、
思いを共有し共感し
気持ちを軽くして帰宅できたことが大きかった
余計な事を言って、子どもにストレスをかけないようにと頑張っていても
隠しきれない重苦しいオーラを放っていたお母さんの顔つきがちょっと明るくなっている。
子どもはお母さんの変化に敏感
子どもを早く元気にしてやりたい!
早く元の生活に戻してやりたい!
お母さん皆が思うことですよね。
そのために一生懸命に治療法を探したり
出来ることが頑張る!
自分のことは二の次、三の次で…
当時の私も必死でした
それなのに良いと思う治療を受けようとしなかったり
生活習慣の改善を子どもがしようとしないと
不安になり
やはり怠けているのではないのかと
苛立つ
そしてお母さん自身が疲弊してしまう
疲れると笑顔にはなれない
家庭の空気がどんよりと悪くなる
この負のループから抜け出すために
まずはお母さん、頑張りすぎないで!
息詰まったら、吐き出せる場を見つけてくださいね。
ホッとできる時間を作ってみてくださいね。
子ども達が元気を取り戻していった栄養改善について
そして子ども達の日々をどのように過ごしたか
わが家の経験がお役に立てれば嬉しいです。
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