河島ゆうこ
これまでのこと
そして
現在
「起立性調節障害」という病気をご存知ですか?
「起立性調節障害とは」
『朝起きられないのは、怠けているのではありません。
脳循環・神経調節の機能不全が原因です。
そのために、身体を起したり、起立した時に、下半身に血液が移動して、脳への血流が低下します。その結果、様々な症状(朝起きられない、立ちくらみ、頭痛、気力がなくなる、集中力の低下、学業の低下など)が現れます。』
(OD低血圧クリニック田中のHPより)
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わが家の子ども達のことと活動について
2007年に長男が、2010年に長女が
「起立性調節障害」を発症し重症と診断されました。
中学生の時です。
長男が発症した当時は
この病気を知っている医師も専門外来も少なく、特効薬もありませんでした。
(特効薬は今もありませんが…)
上記のHPの引用にもあるように怠けではない!
身体の病気だということは頭ではわかっているのですが、午後から血圧が安定して元気になりテレビを見ながら大笑いしている姿をみると、一番辛いのは本人だとわかっているのにモヤモヤしてつい余計なことを言ってしまい、家の中の雰囲気が悪くなったり…
そのような状況の時、同じく起立性調節障害の子どもの
お母さん達と知り合いボランティア団体を立ち上げ、病気の理解と周知のための活動を始めました。
まずは病気について知ってもらうためのパンフレット作り
そして病気や治療の情報交換だけでなく、同じ思いを抱えた保護者同士、その辛さや悩みを共有共感することで、心が軽くなってもらいたい。
お母さんの笑顔で子ども達の心を軽くなれるといいな。
そんな思いで保護者の交流会を開催したり、
小児科の専門による講演会、学校の先生と子ども達の対応を考える会など
今年で16年になります。
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新たな治療との出会い
わが家の子ども達のついて話をもどします。
子ども達は重症と診断されましたが気持ちは前向きで、少し体調が落ちつくと出来ることを始めるのですが
体調が悪くなりダウン…
成長期が過ぎれば体調は落ち着いてくると言われているのに、なぜだろう???
そんな時に分子栄養学、機能性医学を用いた治療をするクリニックを知りました。
長女が行ってみたい!と言い受診をしました。
クリニックでは血液検査を始め2〜3の検査を受けました。
予想外の結果に驚きましたが
検査の結果に基づき治療を始めると
これまでの不調が改善されていきました。
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母の私に出来ること
「分子栄養学」…栄養というのだから、日々の食生活に取り入れられることやこれまでの食事を改善することで、更に子ども達の体調が上向くのでは…
私にできることはまだある!と思い
分子栄養学・栄養療法を学び始めました。
学びは今も継続中!
学んだことや実践していることをお伝えすることで、いま渦中で心身共に辛いお子さん、そして支えるお母さん方のお役に立てると嬉しいです。
そしてよい食習慣は、子どもの頃に育むことが大切と思っています。
食習慣は大人になってから改善するのは難しい…
子育て中のお母さん方にも
これまでの経験を通して日々できることをお伝えしたいと思っています。
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子ども達を支えているお母さん方へ
自分のことは二の次、三の次になり、疲れが取れないまま毎日を過ごしている子育て中のお母さん
更年期だから、年齢的な症状だからしょうがないと諦めている働くお母さん方が多くいらっしゃいます。
栄養の摂り方を見直し、ご自身が元気にハツラツと過ごしていただきたいと願っています。
私自身、40代後半に体調が崩し
分子栄養学を基にした栄養摂取で元気を取り戻すことができました。
今は高齢の母のサポートで毎月関西と関東の往来し
分子栄養学を取り入れた高齢者向けの食事作りをしています。
このような経験と学びを活かして
必要とされている方々にカウンセリングやアドバイスをしています。
お役にたてると嬉しいです!
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【子ども達の起立性調節障害の発症を機に学んだこと】
*OA認定分子栄養学アドバイザー
*こども分子栄養学アドバイザー
*JAMHAハーバルセラピスト/シニアハーバルセラピスト
*家族支援カウンセラー®
*全米NLPプラクティショナー/LABプロファイルプラクティショナー



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